「ビットコイン暴落、韓国ではショックで年休取って寝込む会社員も」というニュース
ニュースリンクはそのうち切れてしまうので、置かないことにします。気になる方はご自身で検索ください。
今週は暗号資産が軒並み-50%前後のフラッシュクラッシュを起こしたことが一大イベントとなっていましたが、韓国では暗号資産の購入にがっつりとプレミアム(割増費用)が乗るほどの大ブームで、多くの人が借金してまで購入に走っていたそうです。
そもそも暗号資産は、去年の末から現在までの間に数倍、数十倍になっている銘柄も多数ある世界なので、今日この後数分の一に暴落してもなにも不思議ではないのですけれどね。私から見ると、こんな価格変動幅の大きい商品に対して、なぜ生活を脅かすような、もしくは命に等しい金額をベットしてしまうのか、そのギャンブル精神が狂っているようにしか見えないのですが。寝込むも何も、最初から可能性を織り込んでおこうよ・・・
私は、少なくとも現時点では暗号資産=「当たり確率の高い宝くじ」と思っています。私は未来はわからないので、その程度のレベルのリスクまでしか許容できないです。
それにしても「数倍、数十倍」の方は大したニュースにならないのに「-50%」は大騒ぎになる、このマスコミにおける扱いの非対称性は気になります。まあ、後者は不幸な事件の原因になりますが前者はほとんどだれも困らないので、そういう扱いになるのもやむを得ない部分はありますが、ただこれが一般の人の投資活動全体への恐怖をあおる結果になるのは良くないことだなあ、と思います。
(コロナワクチンへの恐怖や、福島原発その他、似たようなは話は枚挙にいとまがないですよね。)