eMAXIS Neoシリーズ

2021年2月17日 オフ 投稿者: おじさんプログラマ

私が過去に購入していた投資信託の銘柄紹介です。内容はあくまで私見ですので、鵜呑みにされないように。投資は自己責任ですよ!


いわゆるテーマ型アクティブファンド…なのかな?

SBI証券:三菱UFJ国際-eMAXIS Neo 自動運転
SBI証券:三菱UFJ国際-eMAXIS Neo バーチャルリアリティ

S&P社は、様々な株式インデックス指数を開発していますが、その中に「期待の未来技術分野に関わっている企業の株式だけで作ったインデックス値」というものがありまして。その分野とは、自動運転、VR(バーチャルリアリティ)、ナノテクノロジー、ドローン、ウェアラブル、遺伝子工学、フィンテック、宇宙開発、ロボットの9分野。eMAXIS Neoシリーズは、この各分野のインデックス値に連動するように投資を行うという、ちょっと変わった投資信託です。

インデックス指数とは言いつつも、いわゆる平均パフォーマンスを得るためのインデックスではなくて、むしろ期待の分野への集中投資を行うための特殊なインデックス。分散具合もあまり高くなく、これに連動する投信を買うのは、むしろ個別株式の購入に近いイメージになりそうです。

…と、ここまでは、初心者には勧められないと言われるテーマ型アクティブファンドの一種のように見えるのですが、問題はそのパフォーマンス。ご覧になっていただければわかる通り、Neo 自動運転と Neo バーチャルリアリティの2種は6カ月で+100%以上という驚異の暴騰を、その他の指数もおおよそ6カ月で+30~70%という高騰ぶりを見せています。


なんでこんな話をしているかというと

私のようなおじさんがこれほどの急速な上昇ぶりを見てしまうと、かつてのITバブルを思い出してしまいます。

  1. 期待で大暴騰
  2. 失望で大暴落 (そんなすぐには結果は出ないよ!)
  3. 数年後、企業の実体成長を伴ってゆっくり上昇→最高値更新

ITバブル当時、このフェーズ1の時期においては、IT関連企業の株価は何でもあっという間に数倍になっていました。それこそ猫も杓子もIT関連企業株を買いあさっている時期でしたね。(会社が”.com”ドメインを持っているだけでIT企業扱いされて株価が上がったりしたので、”.com”バブルなどとも呼ばれていました。)その後、過剰な期待はやがて失望へと変わり、暴騰直前以下まで落ち込むという大暴落が発生するのがフェーズ2。そしてフェーズ3を経て今存在するのが、日本であれば楽天、ソフトバンク、米国ならMicrosoft、Google、Appleといった超巨大IT企業…という流れです。

Neoシリーズが投資対象としている各分野も、この流れをたどる可能性がありそうに思います。もしそうであれば、現在がフェーズ1に当たっているでしょう。ただこの流れを経たとしても、2のフェーズをうまくいなして投資すれば、一粒で2度おいしい投資銘柄になるかもしれません。またそもそも右肩上がりで上がり続けていく可能性だってありますしね。


…ということで、現在の地合いではだらだらと下がっていくだけの可能性が高い債券に投資するよりは、ボラティリティの高さを覚悟のうえで、eMAXIS Neoシリーズの購入に入ってみるのもよいのではないか、と考えている次第です。

…これらの銘柄こそ、暴落したらチャンスじゃないかな?

ブログランキングへ:
にほんブログ村 株ブログ 投資信託へ
提携: