複利のパワーで妄想してみた

投資信託への積立投資を開始して11カ月にてトータルリターンが20万円の大台に乗りました。通常私の積立ペースでは初年度で到達できるレベルではない数字となっていて、喜ばしい限りです。ちょっとこの数字を利用して、妄想を展開してみようと思います。

楽天証券に、月の積立額と積立期間、対象資産の年平均リターンを入力すると積立期間経過後の資産価値を算出してくれるツールがあるのは、皆さんの多くもご存じのことと思います。これを利用すると、私の積立額と積立期間で20万円のリターンを生み出すには、対象資産の年リターンが29％必要であることがわかります。・・・29％ですよ？尋常な数字ではないです。

これはこの一年がコロナからの回復をテーマにしたきわめて特殊な相場状況であったから実現できたことで、近く相場が通常モードに戻ればこのようなことが続くはずはないのは自明、なのですが・・・ここで妄想実験を。仮に年リターン29％がずっと続いたら、資産はいつごろどうなるかというものです。

3年6カ月で1000万円を超えます。はやっ。

8年で5000万円を超えてしまいます。ひええ。

18年でなんと10億円突破です。めまいがしてきます。

いやー、複利のパワーって本当に恐ろしいですね。それはアインシュタインも仰天しますわ・・・年リターン30％なんていう数字は普通頭にのぼらない値なので、こんなおバカな計算はしようとも思わないところですが、たまたまそういう実績を1年弱の期間だけですが達成できてしまったので、ちょっとやってみる気が起きた、という話です。・・・何かの間違いで、3年半くらい続いてくれても別にいいのですよ？

こういうのを貼っておくと「長期投資なんかやっとれんわ！俺はもっと短期間で金持ちになりたいんだ！」というギャンブル投資家の方も、少しは長期投資に振っておく気になるんじゃないかなーと思いました。