コロナワクチンの普及と経済回復
・・・およびコロナ禍相場の最終ステージの到来
現在アメリカでは、コロナワクチンの急速な普及に伴い、飲食やレジャーといったコロナ出遅れ分野での著しい業績回復が起きているそうです。それが米国社会の正常化への期待、および当該セクターにおける株価の回復につながり、最近の米国株式相場を押し上げる一因になっている…ように見受けられます。
翻って日本国内の話ですが、ワクチンの普及は西欧に比べると大雑把に3カ月程度遅れているという状況のようです。一時期ワクチン普及の期待値から上昇を続けていた株価が、ここ最近になって停滞、セクターによっては反落を示しているのは、そのあたりが関係しているものと思います。
ワクチン普及の遅れ、それに呼応して変異株が猛威を振るい、再度の緊急事態発令、感染力の強い変異株への対応としてのロックダウンといった未来が予想され、経済状況の短期的な悪化が見込まれます。日本における集団免疫の獲得は、私の予想ではどんなに早くとも7月頃になるのではと考えておりまして、それまではまだ、あまりうれしくない状態が続きそう。
ですが、これが最終ステージでしょう。ワクチンの安全性、および効果が劇的である証跡はどんどん積み上がっており、2回接種が行き届いた後はコロナ禍以前の生活を取り戻すことができるだろう、と私はほぼ確信しています。あとたったの3ヵ月、頑張って耐えましょう。
・・・と、ここまでは一般論となりましたが、投資に関しては日本市場において直近3カ月以内にコロナ禍相場の最後のチャンスがやってくるのではないかと予想しています。このところ失望売りが重なって値下がりしている国内の鉄道、航空、観光、ホテルREITなどの株式ですが、これらは高い確率で3か月以内のどこかでジャンプアップをするのではないでしょうか。・・・というわけで、私は現在なけなしの予算を投入する先を物色中です。投機行為なのでタイミングも重要ですよね。初心者なりに考えてみようと思います。