FOMC 現状維持か

直近の不安材料が片付いたようですね

昨晩行われたFOMC（米国FRB連邦準備制度理事会による政策決定会合の結果発表）により不安材料が解消された、と市場が判断したようです。長期金利の上昇自体は市場はすでに織り込んでいる感がありますが、それを加速させるような真似はしない、一方でインフレ対策で早期の金融引き締めといった行動もとらない、現状維持を明言したようです。

これを受け、米国NASDAQも日経225も早速安心感から高騰を始めました。米国恐怖指数、日経VI（ボラティリティインデックス≒東証版の恐怖指数）はダダ下がり、暗号資産やコモディティ価格も上昇開始です。これでしばらくはまたリスク資産の総上昇相場が始まりそうです。

ほっとしたような残念なような。長期投資なら悪材料を消化して調整が入るのも悪いことではないですし、ショートカバーを成功させてみたい欲もあるので、下落局面もちょっと期待していたのですけれどね…しばらくその機会はお預けになりそうです。