2021/10 サマリー報告

2021年10月26日 オフ 投稿者: おじさんプログラマ

状況報告の前に…

本格的に開始した信用枠レバレッジ取引について、サマリー上でどのように報告するかちょっと考えたのですが、「レバレッジアロケーション」というタイトルをつけて、信用買の建代金を円グラフで表現してみることにしました。リスク資産の総評価額を100%とし、それぞれのアセットの建代金を割合で表記します。「アセットアロケーション」のグラフが現物である1階部分、「レバレッジアロケーション」が2階部分の2階建てというイメージです。レバレッジアロケーションのグラフのすべてが空き枠以外で埋められたら、私が想定するところのフルインベスト状態である「レバレッジ2倍」状態になる、という感じですね。どうでしょう、イメージできるでしょうか?

レバレッジアロケーションですが、今のところは半分近くが「空き枠」になっています。2階部分をオールシーズンポートフォリオで運用する方針に基づくのであれば、本来ここには米国長期債が入ってくるところです。…なのですが、現在の市況ではどう考えても米国債券は暫くダウンサイドリスクの高い状態が続くであろうことは明白です。そのため、状況が変わるまでは最小限のポジションに抑えておこうと思っています。

またこれらとは別に、長期保持しているヘッジショートのポジションがある場合には、別途何らかの形で記載しようかと思っています。現在ヘッジは0%なので、今月は特に報告ありません。


9月中頃から始まった株価の調整は、結局それほど大きな規模とはならずに回復を果たし、その結果米国株式の各種指数は新高値を再びマークし始めています。そんな中、調整期間中に買い増しを行ったレバレッジポジションに対して、回復期にそこそこの利益が乗ってくれまして、結果今月は大幅増益になっています。現在含み益ベースで+37万(前月比で+10万以上)、確定益込みのトータルリターンでは+40万を超えてしまいました。

アセット別でみると、海外株式アセットの利益率が、積立投資1年余りとしてはあり得ないレベルのおかしな数字に育ってきていますね。(積立投資初年度は、一括投資に比べてざっくり1/2程度のリターンになってしまうはずなので、それを勘案すると+24%という数字はだいぶアレです)この一年が、いかに株式市場にとってお祭り状態であったかを示す数字ですね…

なおこちら、分母を現物資産の総額、現物+信用の含み益総額を分子に取った結果の数字ですので、この数字は本格的なレバレッジ取引開始に伴ってぐんぐん伸びていくようになる、はずです…伸びていくと良いなあ…
一方で暗号資産の急回復はいつものことなので特に気にしないです。どうせまた下がるかも、という覚悟は完了済み。あとは、債券ポジションを若干削って、最近のインフレ懸念で暴騰を続けているコモディティに投資を回している、くらいかな。

利益額がこの規模になってくると、さすがにうまく行っている感を強く感じることができますね。…とは言いつつも、市況は予断を許さない状況が続いていますし、次の調整もしくは暴落に備えて、淡々と監視を続けていこうと思う次第です。

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