本格的な調整相場の到来か?

2021年9月29日 オフ 投稿者: おじさんプログラマ

昨晩の米国株式の下落はS&P500が-2%NASDAQ100が-2.8%という巨大なものでした。本日の日経平均も-3%近く下げていますね…どうやらここ1年半続いていた一本調子での米国株価格の上昇は、ここにきてとうとう本格的な調整を始めたのかもしれません。私としては、今のところ短中期の市場動向を以下のように予想しています。

FOMCタカ派転換:
→ 米国金利 ↑↑ 債券価格 ↓↓
→ ドル円 ↑↑
→ グロース株式 ↓↓
→ 貴金属 ↓↓

コロナ解決:

→ シクリカル株 ↑
→ 観光、サービス株 ↑↑

→ 株式インデックスは相殺されて微妙な数字に

供給不足:
→ 実需コモディティ価格 ↑

特にFOMCのテーパリング示唆と利上げ前倒し観測は長期的な影響が強いのではないかと想像しています。またこれに中国恒大集団のデフォルト騒ぎに始まった世界的な信用収縮・キャピタルフライトの影響が加わるので、全体では下方向の圧力が増すのではないかな?

( SBI証券の口座画面 > ポートフォリオ )

…ということで、一旦市場へのベットを薄くして様子見モードに移行中です。
上記の図は私の信用枠でのポジション一覧です。金と米国長期債を100%、株式についてはS&P500より下落しやすいであろうNASDAQ100に対して15%程度のヘッジショートを始めています。(「売建」の項目が該当)この後の展開次第では株式へのショートは増額もあり得るかな。

金はポジション取りのタイミングをへくって変な売り立てになってしまいましたが、米国債へのヘッジには早速結構な利が乗り始めていますね…こわいこわい。みなさんもロングポジションの取り過ぎにはご注意ください。

(9/27までに個別株を手仕舞いしたのは、もしかしたらナイス判断だったかもなあ…)

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