GPIF 2020年度運用成績は+25%
GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が昨年の運用成績のサマリーをホームページにアップロードしていました。+25.15%だそうです。昨年の相場状況を考えると「それはそうなるよね」という数字ですが、投資をしていない人、もしくは一般的な個別株投資をやっている人からすると結構衝撃的な数字なんじゃないでしょうか。2020年度はS&P500、日経225がともにリターン+75%もある期間なので、さもありなんですよね。
そして運用開始からの総収益額は90兆円を超えたとのこと。総運用資産の50%が運用利益部分になっているのですね。これからも頑張って我々の年金をガンガン増やしていってほしいものです。今年になって大学の研究費用基金の投資運用の検討が始めてられいるのも、GPIFでの高収益に味をしめていたからかな?と想像してしまいます。いや、良いことなので別に良いのですが。
ところで、GPIFが一時的に数パーセントの損失を出した際に鬼の首でも取ったかのように大騒ぎしていたマスコミその他の方々は、こういうことを報道するのでしょうかね・・・また恒例の非対称性を発揮しそうでニヤニヤしてしまいます。