今回の市場暴落に関する考察

2021年5月13日 オフ 投稿者: おじさんプログラマ

素人なりに考えてみました

米国にて4月の消費者物価指数の発表があり、予想をはるかに上回る前年比+4.2%というサプライズがありました。これにより市場はインフレ懸念、そしてFRBによるテーパリングが近づいたのではないか?と予想をし、ここ最近の敏感すぎる反応力を示して一気に暴落したというのが、今回の暴落のメインストーリーのようです。また機会を狙っていたヘッジファンドが、これ幸いと空売りを猛烈に仕掛けている、という付属効果も働いているようですね。

さて、そもそもなんで米国の消費者物価指数の極端な上昇があったかについてですが、私は市場が考えているような「インフレ懸念」ではないのではないかと考えています。今回の物価の上昇はFRBが「一時的」とアナウンスしている通り、本当に一時的なものなのではないでしょうか。コロナ禍から回復しつつある米国では、国民の総需要が猛烈に回復している中途にありますが、一方で各企業がこれに追いつくような供給力を示せていない、という需給ギャップが一時的に発生しています。少ない供給をたくさんの需要が取り合った結果、モノの値段が跳ね上がる、という現象が、今回の消費者物価指数の上昇につながったものと思われます。一時的な現象ですから、これから企業が雇用を増やして供給力を復活させていけば、いずれ適正価格に戻っていくでしょう。一方でこれをトリガーにして金融政策を変更するほど、FRBは腰の軽い組織ではないはず。また、需要過多供給過少というのは企業にとっても素晴らしいバックグラウンドで、中長期的には企業の経営状態、株価とも猛烈に回復していくだろうということが予想できます。長い目で見ればあまり心配することもない、と。


話はちょっと変わるのですが、私最近コロナでの引きこもり生活に飽きて近所の食事処に外食をする機会を増やしていました。お店をめぐってみたところ、居酒屋が酒の販売を止められており、そのため食事のみのメニューで利益を得ようとしてとんでもない値付けをして営業をしている・・・というものが散見されました。刺身定食3000円とか、マジですか?微妙に違う話ではありますが、労働単価が一時的に上がっているという意味では、大枠では同じ話だと理解しています。こんなことはずっとは続かないということは、だれでもわかりますよね。コロナが収まるまでの辛抱です。

ブログランキングへ:
にほんブログ村 株ブログ 投資信託へ
提携: