e-TAXをやってみた
とりあえず申請はできましたが・・・
住宅ローン控除を受けるためには避けて通れない道、それが初年度の確定申告。
銀行からローンの残高証明書が送付されてきたため、e-TAXによるオンライン確定申告が出来る準備が整いました。e-TAXサービス自体は、コロナ対応ということで、通常の確定申告よりはだいぶ早い時期ですがすでに申請を受け入れ始めています。
ということで、早速やってみました。
必要なハード:
- PCまたはスマホ:当たり前ですがインターネットに接続している必要があります。
- マイナンバーカード:マイナンバーカードに入っている電子署名用のカギを利用して、本人確認をする仕組みになっているようです。ということで、カードの中身のデータや電子署名を使用するため、データ利用パスワード(4桁数字のもの)および電子署名用パスワード(6~16桁英数字のもの)が必要です。覚えてますか?
- ICカードリーダー:マイナンバーカードの読み取りに利用します。PCなら外付け、最近のスマホなら内蔵されているはずですね。
必要なソフト:
- ブラウザ:ChromeもしくはMS IE、Edgeなどが必要です。
- 電子署名用のアプリだのe-TAXの環境用アプリだの:セットアップ時のガイドに従ってインストールする必要があります。
- 還付金の振込先となる銀行口座:特に説明不要ですよね。
書類提出の準備:
- PDF生成ツール:e-TAXでは、提出書類をPDF形式ドキュメントで提出できます。が、これには「紙をPDFに変換する」作業が必要です。私はスマホアプリのAdobe Scanを使用しました。紙の書類をカメラで撮影してPDFファイル化してくれるツールです。
- 各種提出書類:住宅ローン控除のためであれば売買契約書・登記証明書・ローンの残高証明書と、提出すべき書類が決まっています。何が必要かについては、凄い分かりずらいのですが画面上のどこかに書いてありますし、あるいは確定申告のノウハウサイトを検索しても良いかと思います。
(私の場合はマンション購入の頭金を両親から一部贈与されている関係で、贈与税の控除に関する手続きが必要で、そちらは戸籍証明書・源泉徴収票・(贈与されたお金の)銀行振込の証明書が必要でした。)
提出手順:
確定申告書等作成コーナーで「作成開始」ボタンを押下してから、画面の指示に従って諸々記述していくだけです。
だけです…とは書きましたが、スッゴイ分かりずらい、不便でダサいアプリなのに記述量がやたら多いです。正直苦行…ですがコロナ禍の中税務署で人ゴミにまみれて1日拘束されて作業するよりは、ずっとマシです。覚悟して挑戦しましょう。
なお私のようなマンション購入者の場合、途中でちょっとした計算が必要になる場所もあったりするので、計算機を準備しておくと良いかと思います。
結果:
OKにしろNGにしろ、受付内容の審査結果が判明するのは2週間後以降とのこと。もし駄目なら税務署の方から連絡があるそうなので、暫く待つことになります。問題がなければ、住宅ローン控除とふるさと納税その他、合わせて40万円以上が還付される見込み。ちょっと…というかかなーり楽しみです。