アメリカン・ブルーウェーブ相場
株価が下がると思っていましたが
米国大統領選挙でのバイデン氏当選、民主党による上院の実質過半数獲得が確定し、これによりアメリカの2021年は「ブルーウェーブ(政治権力をすべて民主党が占有する状態)」となることが確定したようです。
私は、もしそんなことになったらリスク市場は短期的には大変なことになるのでは…と想像していましたが、事実は違ったようです。
この記事で報告させていただきましたとおり、昨年はざっくり5カ月で+5.5万円のトータルリターンでした。
ところが1月に入ってまだ2週間もたっていないのに、トータルリターンが+13万円まで増えてしまいました。価格が上がる時というのはこんな感じなんですねぇ…
今後の展開を何となく予測
バイデン次期大統領の公約には、株価にマイナス影響を与えそうなものもあるのですが、コロナ下において経済にブレーキをかけるような乱暴な政策変更は簡単にはしないはず、という期待があるのでしょうか。またバイデン次期大統領は巨額の経済政策・インフラ投資の実施を公約しており、これが実施されれば多くの企業の株価にプラスの影響がありそうです。またコモディティに対する実需が出てくるはずなので、そちらも期待が高いです。
唯一、GAFAM等の巨大IT企業に対する規制強化は懸念されるので、NASDAQ市場の今後については警戒が必要でしょうか。まあ、それでもあの人たちは長期的には成長するでしょうから、積立投資視点であれば、買い場を期待するだけかなと思いますが。