eMAXIS Slim 国内リート インデックス
私が購入している投資信託の銘柄紹介です。内容はあくまで私見ですので、鵜呑みにされないように。投資は自己責任ですよ！
お手軽に憧れの不動産投資
「大家さんになって不労所得でセミリタイア」は万人が憧れる投資のゴールの一つかと思いますが、実現はそう簡単なことではないようです。
私のような素人がそれをする場合、リスクは個別株購入などの比ではなく、1000万円単位の莫大な借金を抱えて首が回らなくなる可能性まである、怖い投資手法です。
一方で、投資信託の管理人さんが、集めた信託金でそれを代行してくれるとしたらどうでしょうか。そういった「ちょこっと大家さん」を簡単に実現してくれるのが、このリート(REIT:Real Estate Investment Trust=不動産投資信託)というものです。
簡単に言うと、集めたお金で高価格のマンションやホテルなどを購入し、そこで得られた利益を投資信託の購入者で分配する、という仕組み。これであれば投資信託の購入者のリスクは最大でも購入金額分だけ、お手軽です。
国内REITの現状
この投資信託はインデックス投資信託ですので、実態は複数のREITへの分散投資、対象は多岐にわたります。ホテル、マンション、物流倉庫に事務所、商業施設。。。
このなかで、コロナ禍により致命的な打撃を受けているのがホテルや商業施設でしょうか？一方で、巣籠り需要でマンションや物流倉庫（Amazonなどが使っているやつですね）は堅調とのこと。このインデックス投資の価格がコロナショック以降上昇していないのは、マイナス分野が未だ復調していないためだと思われます。
なお、
「日本中で空き家とか問題になっているし、不動産はこれからの投資に向かないのでは？」
とお思いの方もいるかと思いますが、REITが対象とするのは需要が多い都市部の高価格不動産です。ですので、その指摘は当てはまりません。
REITの将来を予想
私はコロナ禍というのは「ある種の一時的な事故」であって、国内の潜在的な需要が減少したわけでは無く、単に家に閉じ込められているせいで皆さん一時的にお金が使えない状態であるだけ、と理解しています。
一部コロナをきっかけにしたリモートワークの推進などにより、人々の行動パターンの変化が起こり、それにより需要の方向性が変化することはあると思いますが、コロナの克服により国内の総需要はどこかで必ず回復すると予想している次第です。
例えば、GOTOトラベルの影響もあって超高級ホテルではすでに売り上げがほぼ平常水準に回復しているそうです。富裕層はお金と暇を持て余しているわけですよね。
・・・こういった予想に基づけば、国内株式もしくはREITのようなリスク資産は今が買い場なのではないか？というのが、いまのところの私の仮説です。
というわけで、積立投資ポートフォリオのうちたった5%ですが、ちょっと買いを入れてみた次第です。チャートでご覧になれる通り、ボラティリティ(価格の瞬間的な変動幅)がえらい高いので、あまり多くは入れられないな、とは思いますが・・・ただ、債券投資があまりにもダメだったら、少しこちらに移すことを考えるかもしれません。
提携：
